on the booze!!!

2013年04月

地元をぶらぶら。

前日、気持ちが悪く、通勤時の車内で本が読めない。

外を何気なく見ている。

空いた車内。4月の終わり。

イメージ 1

そこから、余所の家の藤が見えた。

じゃあ、翌日の晴れのもと、歩こうかと。

イメージ 2

えっ?

痛風ビギニング?

歩くぐらいしか、能がないのに。

イメージ 3

どこからも、見えちゃうのね。

イメージ 4

健康とは、眠たげなポチ。

達観したような表情。

吠える、という仕事を放棄している。

イメージ 5

道端のバラ。

イメージ 6

貨物線。

葛飾、というかこの地は横系は強いが(中央線も、どこもという気も)川沿いの縦系が弱い。

ここ、使うかという議論もあるらしい。

イメージ 7

川を挟んで向こう岸に実家がある。

ここの池の名前(非公式)をなんて呼んでいたのか、もう忘れている。

イメージ 8

乾いた地の雨乞いの由緒ある地とか。

普通に釣りをしている。

いまも、むかしも。

ヘラブナ。

イメージ 9

モネの世界ですね。

イメージ 10

翌日、ザリガニを探す子がいたけど、いま気付けば、こんなところがありじゃないの?

生臭さは天敵。

何をするにしても。

西山マキという女性を教祖にして、新興宗教ってできないものかしら。

まあ、経典は、そういう感じです。

イメージ 1

佐伯祐三があれば、それでよし。

小出楢重があれば、さらによし。

イメージ 2

でも、常設の割合多し、いつ見ても「コンサート」という絵画が素敵。

イメージ 7

京橋辺りから、地下を通って、反対側に到着。

変わりましたね。

イメージ 8

ここが、東京。

イメージ 9

東京物語の東京。

イメージ 10

丸の内とヤン・ヨーステン。

イメージ 11

竹橋で見た「新宿駅構内」の絵画が大好き。

ここにも借りてあった。

だから、竹橋には今はない。

あと、安岡章太郎さんが書いた永井荷風の墨東綺譚の背景や時代考証の本で見た挿絵を、ここで充分堪能する。

もともとが日本橋あたりの牛肉屋さんの息子。

絵が好きな息子。

別の兄弟が、身上をつぶす。

江戸っ子らしい、と、谷崎さんがその兄弟をほめていた。

イメージ 12

駅。

翌日。

毎日、お金のやりくりという数字の世界の住人である。

数字のきちんとした世界。

でも、暇があれば物語・映画・絵画・音楽の住人でありたい。

ずっと、それをしてきた。

あまった時間に。

イメージ 13

アート馬鹿みたいなやつが、たくさんいる。

数字の世界から戻ってくる。

で、長い間、余暇にしてきたことを取り戻せば、直ぐに理解ができる。

モデルを前にして、その肖像を丹念に描いても、すでにそれは過去のこと。

刻々と変わる。

変わり続けることを、布にとどめると、こういう形。

そのモデルを一皮むけば、人間というものもただの闇。

ブラック・ボックス。

結局、そういうことなんでしょう。

勝手な理解だけど。

イメージ 14

で、皇居を突き抜ける。。

また、駅だった。

イメージ 3

前衛に近いものから、歴史が極端に戻る。

イメージ 4

客層も違う。

アート馬鹿はいない。

美しいものが、好きなひとたち。

で、理解もなにも、そのものを見るだけ。

イメージ 5

シスレーがあり、ピサロがあり、ウジェーヌ・ブーダンがある。

雪景色があり、港があり、青空がある。

絵って、ここで停止しちゃえばいいのに。

でも、エゴン・シーレなんてひとを、なぜだか思い出している。

イメージ 6

宝町まで歩き、帰途につきます。

2日で、4,300円が消えた。

この費用の集積が、円空というひとにつなぎ、ウフィッツィやプラドやオルセーやルーヴルに向かわせてくれた。

だが、最終的に三井親和というひとの書があればいいとも思っている。

基本、左。

竹橋で用を済ませ、次は、二重橋前。

どうしよう?

そうか、近道使うか、ということで、はじめて皇居に入る。

この気分、なにかに似ているなと思い返すと、東大の敷地に入ったときと同じかも。

なぜなら、三四郎の池が見たかったから。

巨大な権威というシステムが、ただ、苦手なだけかも。

イメージ 1

春は足早にやって来て、過ぎ去ると。

勤務時に、カジュアルな服でも可、というお達しが来る。

今年の紅葉は、どうしよう?

と、せっかちに考えてみたり。

イメージ 2

ヒアルロンサンが足りない右肩。

それにしても、ユビキタスとかセルライトとか、あまり言われなくなった。

古び往くもの。忘れ去られるもの。

イメージ 8

清々しい空気に包まれている。

イメージ 9

ボタンとか芍薬って、素晴らしすぎないかね。

イメージ 10

カラフルな世の中。

イメージ 11

品川で飲み会があり、気付くといつも北総線。

なぜ、途中駅で停まる電車を選ばないのか?

そもそも、ないのか?

イメージ 12

翌日、久し振りに昼飯を食べる気にもなれなかった。

それでも、外を歩いていると、きりっとした顔の女性がいた。

どこのビルにいるんだろう?

イメージ 13

藤がいちばん美しい。

イメージ 14

基本、左。

右利きなので、左。

イメージ 15

京都の寺のDVDを1枚ずつ借り、せっせと学習している。

左官屋さんのように、自分の知識から漏れているものを埋め、平らにしようとしている。

残された寿命。

確実に折り返し。

ラストスパート。

イメージ 3

元職場のひとと飲んだある夜。

自分のツッコミ。

「お父さんに一回でもなっておけばよかったな」と、ぼくのしみじみの弁。

「直ぐにでも、なれますよ。いろいろ、方法があるから・・・」

「オレはブラッド・ピットか!」

養子。コピー養子。

自分に似たものの親になりたいという切実な気持ちなんだけど。

イメージ 4

ほんとは、ひとりでぶらぶらと責任感もなく生きるのが性に合っている。

イメージ 5

出口が近付いた。

イメージ 6

しゃちほこ。

漢字の書き順でテレビにでるひとたち。

やり切れない。

この世界の住人であることに、やり切れない。

つまんない世界に企画。

その企画がきちんと通るということに、恐ろしさすら感じる。

イメージ 7

しかし、こんなものもある。

だから、まだ居る。

居酒屋にいる。もう年単位の前。
 
店員(男顔の女性)さんと、常連らしきお客さんが日本三景の話題をしている。
 
聞くともなく。
 
「あと、もうひとつ、どこでしたっけ?」店員さんが、そこに居るのは忘れてないよ、との忠告や喚起のようにぼくに話題をふる。途中の質問も聞き耳を立てていた自分には話題をなぞる必要もない。
 
聞くともなくだけど。
 
「安芸の宮島」
 
ぼくの声。
 
そうだったか! それで、みな、なっとくということでもない。あれ、着地失敗したの? あのとき、厳島神社と付け足しても良かったな、と最近になっても反省している。
 
もっと大きな反省が必要でもある。
 
自分の気持ちの話。
 
多分、2度と会わない。広島に行くより遠い問題。
 
それでも、よし。
 
それでも、よくない。
 
このひとつの場面が不思議と多く、用意したわけでもないのに登場する。白昼夢のように。
 
 
麻布から葛飾まで地震の日の夜に歩いた靴を捨てた。
 
25ヶ月で完全なる過去のできごとにする。いったん葬る。いったん葬れば、もう思い出すこともない。
 
意中の女性でもなければ。
 
悲しい現実。
 
安芸の宮島。
 
だが、汚染された水は流れつづける。
 
悪夢のように。

1)グレッグ・マダックス

精密機械。ダルビッシュの臨時コーチをしていた。兄弟もレンジャースの専属コーチだった。

2)
チッパー・ジョーンズ

ブレーブスはチッパーの背番号10を永久欠番にすると発表した。と、あった。当然。

国民栄誉賞。勝手に。

3)トム・グラビン

外角の出し入れのみ。

なぜか、アトランタ・ブレーブスばかり。

そんなに、ひいきでもないのに。

4)
ジョー・マウアー

アメフトでも、バスケでも野球でも最優秀選手になったのだとか。

ピッチャーかバッターで迷うより、より壮大。

5)
イヴァン・ロドリゲス

ただ革新的。やんちゃ坊主のような外見もまたよろし。

6)ペドロ・マルチネス

早いし、変化もするし。

でも、ヤンキースのおじさんコーチを乱闘の際、投げ飛ばしたのがいちばん印象に強いのかも。

7)
マニー・ラミレス

ラテン系特有の手を抜いちゃうときがある。でも、憎めない。

日本の高校野球から絶対に生まれなそうなタイプ。

8)
オーレル・ハーシュハイザー

おじさん、とにかく昔話が好き。

最近の若い子、誰もこのひとをしらない。もったいないな。

9)
ティム・リンスカム

結構、衝撃だった。

予備校生みたいな風貌の子が、へんてこなフォームで三振を取る。

画期的だった。

10)
ロベルト・クレメンテ

殿堂。

さすがに、同時代のひとじゃない。

良いうわさしか聞かない。

プレーも素晴らしいし、行いも素晴らしい。むかしのルーニーと真逆。愛嬌はあるけど。

被災地に向かう飛行機で事故。

スターの命は無残に奪われるためにあると。

このひとの人生の物語を考えるだけで、自然と涙ぐむ。

利己的でありつづけるひと、万歳。年金生活者のお金を狙える厚顔なひとたちにも喝采。

この野球選手のことを知っているだけで、いくらかだけでも、まっとうな安眠できる暮らしを送りたいと思う。

できてるかは分からないけど。

このページのトップヘ