戻りました。
豊洲の運河を歩き、また、働いたことがある、潮見と木場と豊洲の中間あたりを通り、木場方面へ。
「洲崎パラダイス赤信号」という傑作映画を思い出し、その辺が、海との密接地だったなという架空の塩の匂いを嗅ぎ、もくもくと歩く。
公園で楽しそうにお弁当を食べている主婦たち。
ご飯というものに、興味がない自分。
即効性。
酔いという瞬時のものと半日程度、長持ちするものを望んでいる自分。
そのままのきれいというものを愛せなくなった、不思議なレンズ愛好家の自分。
大谷さん(太田胃散と打ち込んだ)を見るたび、なんだか、夏目雅子さんを思い出す。
美とか才能の究極って、ただ、奪われる過程なのだとも。
日本人の好きな桜。
2週間も選挙に担ぎ出す、葛飾区という墓場。